Fin.【中国シルクロードのベストシーズン】
河西四郡~武威・張掖・酒泉・敦煌と古都長安の旅 12日間

Fin.【中国シルクロードのベストシーズン】河西四郡~武威・張掖・酒泉・敦煌と古都長安の旅  12日間

※こちらのツアーの募集は終了いたしました。

 2019年9月16日(月)発~9月27日(金)着  12日間…¥445,000

一人部屋利用追加料金 ¥59,000

 

◆武威、張掖にも宿泊し、周辺遺跡も訪ねます。コンパクトな日程ですが、駆け足にならないように配慮しています。

◆蘭州、酒泉、敦煌、西安には連泊し、ゆっくりと見学します。

◆敦煌莫高窟では、一般開放窟6窟の他、莫高窟を代表する第45窟、第57窟、第158窟、第220窟、第275窟、第321窟の特別有料窟6窟も見学します。

炳霊寺石窟や万里の長城・嘉峪関、安西楡林窟(特別窟を含む)など四郡以外の見所も訪問します。

◆西安では、「兵馬俑坑」のみならず、漢の皇帝・景帝の陵墓「陽陵博物館」にもご案内します。

◆ブドウやハミ瓜のおいしい季節です。寒くなる前のベストシーズンです。

武威・雷台漢墓から出土した銅奔馬「馬踏飛燕」(甘粛省博物館)

炳霊寺石窟

蘭州・牛肉麺(イメージ)

『七彩山』と呼ばれる張掖丹霞地貌(イメージ)

『七彩山』と呼ばれる張掖丹霞地貌(イメージ)

秦始皇帝陵兵馬俑坑

大雁塔(西安)

陽陵博物館(咸陽)

 

■中原と西域をつなぐ河西回廊をじっくり訪ねる■

 

 南の4000メートル級の山々が連なる祁連山脈と、北のゴビ砂漠に挟まれた幅数十キロ、東西1000キロに及ぶ細長い帯状の平坦な地形は、黄河の西にあることから「河西回廊」または「河西通廊」と呼ばれています。蘭州、武威、張掖、酒泉、安西、敦煌と、オアシス都市でつながれたこの河西回廊は、古くから中原と西域を結ぶ重要な通商路(シルクロード)であり、仏教を始めとした文化伝来の道でもありました。

 紀元前2世紀、漢の武帝は当時ここを支配していた北方騎馬民族・匈奴を回廊から追い払うことに成功し、3000の氷河を擁く祁連山脈の雪解け水によって点々と形成されたオアシスに河西郡と呼ばれる漢の防衛拠点を設けました。武威郡・張掖郡・酒泉郡・敦煌郡の四郡がそれです。河西四郡設置を契機に安全性も高まり、漢と西域諸国との往来が盛んになり、シルクロードの礎が生まれました。そして、武帝の西域支配にも重要な役割を果たしました。

 玄奘三蔵やマルコポーロも行き交った、蘭州から西域への入り口・陽関まで、河西回廊を巡りながら、シルクロード上の石窟芸術や、砂漠に消えた兵どもの夢の跡を訪れ、シルクロードの歴史を辿る旅です。

雷台漢墓(武威)

フビライハン生誕の地で巨大な寝釈迦を安置する大仏寺(張掖)

酒泉

酒泉・夜光杯(イメージ)

祁連山脈を背景に聳える明代の関所・嘉峪関「懸壁長城」

嘉峪関「懸壁長城」

長城の終点「万里長城第一墩」(嘉峪関)

ハミ瓜(イメージ)

安西楡林窟(瓜州)

楡林窟

楡林窟

敦煌・莫高窟

鳴沙山と月牙泉(敦煌)

シルクロードの関所・陽関(敦煌)

  

☆☆☆ 莫高窟特別有料窟のご案内 ☆☆☆

 

【第45窟】方形窟。半円の龕に釈迦を中心に左から、真意天王、脇侍菩薩、釈迦十大弟子・阿難(アーナンダ)、釈迦如来、釈迦十大弟子・摩訶迦葉、脇侍菩薩、天王の七尊像が配されていています。指先などに補修の跡が見られる以外はほぼ完全な状態で保存されており、退色も少ないです。左右の菩薩の塑像がそれぞれとても美しく、美人窟と呼ばれます。釈迦の弟子阿難像も盛唐塑像の最高傑作として知られています。山道で盗賊に襲われるソグド商人や、大海で羅刹(悪鬼)に襲われる船など、諸難救済の場面を描いた壁画は、観音菩薩の名を唱えれば諸難にあっても救われるという観音信仰がテーマです。

 

45窟

45窟

45窟

 

【第57窟】方形窟。とても小さな窟ですが、莫高窟で一番美しい菩薩像の壁画で有名です。菩薩画の美人窟です。他の仏たちがみな変色してしまっている中、左の壁に描かれたこの菩薩の周囲だけが奇跡的に変色していません。菩薩は化粧を施した美しい貴婦人の姿で描かれており、装飾品の金色も素晴らしく繊細です。

 

57窟

 

【第158窟】涅槃窟。正面の壁一面に仏壇があり、その上に15.5mの釈迦涅槃像が横たわります。釈迦が生涯を終え入滅する姿を表し、そのまわりには多くの弟子たちが慟哭する様が描かれています。釈迦の足元には各国の国王が号泣する様子が描かれ、あまりの悲しみに自身の鼻や耳をそぎ落とす、胸を刺すなどの行為も見られ、当時の西域には葬葬の際にこのような自傷行為が行われる風習があったことを想起させてくれます。

 

158窟

158窟

 

【第220窟】極めて保存状態の良好な伎楽壁画が現存します。二人の伎楽菩薩が激しく舞っている場面が、壁画の中心に描かれています。これは西域から伝わった胡旋舞で、長安の都では胡姫たちが舞っていました。白居易も詩に詠んでいます。仏教絵画では仏教説話を描いたものを「変相図」、または単に「変」といいます。変相図は大画面の中に多数の説話を包含し、それぞれを複合的に配置し、堂々たる大構図にまとめています。特に大乗経典に基づいた変のことを「経変」といい、唐代に流行しました。220窟の南壁には『仏説阿弥陀経』に基づく大画面の阿弥陀浄土変が描かれ、彩色をはじめとして極めて良い状態で保存されています。

 

220窟

220窟

 

【第275窟】莫高窟の石窟の中でも最も古いものの一つで、西域の香りが高い窟。一番奥に、「交脚弥勒菩薩像」と呼ばれる本尊があります。菩薩の足を交差する座り方が名前の由来です。これはペルシャの王族の座り方で、シルクロードを実感できます。左右の壁にある宮殿風の龕にも、足を交差させた仏たちが並びます。

 

275窟

275窟

275窟

 

【第321窟】初唐期を代表する飛天で有名。飛雲に乗り、印象的な長い飄帯を巻き、長々と伸びる天衣を纏う飛天が洗練された表現で描かれています。

321窟

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