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『幻の都』ハンピ大遺跡と黄金のゴアからマイソール王国への旅 11日間

Fin.『幻の都』ハンピ大遺跡と黄金のゴアからマイソール王国への旅 11日間

※こちらのツアーの募集は終了しました。 

2024年02月26日(月)発~03月07日(木)着   11日間…¥598,000

一人部屋利用追加料金 …¥89,000

◆1981年まで忘れ去られていた14世紀の、インド亜大陸最大の遺跡・ハンピを連泊でゆっくり観光いたします。ハヌマンの丘からの夕陽観賞もお楽しみください。

◆ハンピ周辺に点在する、目が覚めるような赤い砂岩の山麓に広がるバーダーミ石窟寺院群、彫刻芸術が素晴らしいアイホーレ遺跡、デカン高原の覇者・ハッタダカルの世界文化遺産遺跡も見学します。

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【デカン高原の秘宝・ホイサラ朝芸術

南インド・バンガロールの西方に広がるマイソール高原の町や村にホイサラ王朝の寺院群が残っています。

ホイサラ朝は6世紀からこの地方を納めていた地方豪族が12世紀に興した王朝です。都はドーラサムドラ(現ハレービート)に置かれました。ホイサラ王朝はその精緻な彫刻で有名です。

ホイサラ朝の寺院群は、建物を埋め尽くすように彫られた繊細精緻な彫刻が特徴的で、ホイサラ建築を代表する2つの寺院がチェンネケーシャヴァ寺院とホイサレーシュワラ寺院です。ホイサラ建築には、ゴプラムのような高く聳え立つ塔は見られず、基壇の上に低い星型の構造が座しています。他の王朝のように寺院を巨大化することはなく、より多くの精密な彫刻を寺院に施すことに彼らは熱中しました。そのため、ホイサラ王朝の寺院群はレリーフを彫れる面積をより広くするために星形という一風変わった形を採用しています。彫刻群のこの上ない精緻さが、規模の小ささを十二分に埋め合わせています。またこれらの彫刻からは、ホイアラ朝では音楽や舞踊芸術が非常に尊重されていたことがわかります。

かつてのホイサラ王朝の都ドーラサムドラ(現ハレービード)にあるホイサレーシュワラ寺院はホイサラ王朝で最大規模を誇る寺院で、外壁内壁のほとんどが数限りないヒンドゥーの神々、聖者、様式化された動物たち、ホイサラ王たちの生涯を現した埋め尽くされています。シヴァ神を祀った寺院で、ホイサラ芸術の卓越した例となっています。
ハレービードから少し離れたべルールという町にあるチェンネケーシャヴァ寺院は「美男子シヴァ神」という意味のホイサラ建築寺院です。この寺院で絶対に見逃せないのが寺院の外側、庇の下に並ぶ美しい女神像の数々です。繊細で可愛らしい女神が幾つも並び、見る者を飽きさせません。ホイサラ朝では女性の自由度が高かったことも読みとれます。

その芸術性の高さに比して、日本での知名度が限りなく低いホイサラ朝建築の美しい寺院群。ぜひこの機会に足を延ばしてみてください。

 

【アイホーレ遺跡】

 

【パッタダカル遺跡】

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【バーダーミ石窟寺院群】

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