(モヘンジョダロ)
こちらのツアーの募集は終了しました。
2023年2月7日(火)発~2月16日(木)着 9日間…¥529,000
一人部屋利用追加料金 ¥69,000
★ツアースケジュール・宿泊地・見どころなどの詳細はこちら
【モヘンジョダロ~インダス文明最大の都市】
Aインダス文明最大規模の都市で、そのスケールや遺物の豊富さの点で、この文明のまさに中心をなしていました。政治的宗教的機能の中枢であった城塞と一般家屋が集まる市街地にはおよそ4万人が暮らしていたと考えられています。東西南北の大通りで区画するなど周到な設計プランに基づ いて築かれた古代計画都市です。これほど焼レンガが多用された例は古代文明の中でも例がありません。ここが活発な交易センターであったことは、メソポタミアに由来する多数の印章と豊富な装身具などの出土品から証明されています。
【世界遺産タッタの文化財】
14世紀から400年間にわたり、ペルシャとインドを結ぶシンド地方の首都だったタッタは、肥沃なインダス河デルタ地帯に位置し、交易が盛んに行われ繁栄を極めました。パキスタン南部で最大の見どころと言えるムガール朝第5代シャージャハーン帝により建てられたモスクがジャーミ・マスジッド(通称シャージャハーン・モスク)で、レンガによる内部の見事なデザインや90個の小ドームで覆われた美しい回廊などが素晴らしいモスクです。
3km程郊外にあるマクリーの丘は“小さなメッカの丘”を意味し、14~18世紀にかけて造られた王や学者の約100万基の墓碑や廟が立ち並ぶ、イスラム世界最大級の墓地で、世界遺産に指定されています。
シャージャハーン・モスク(世界遺産暫定リスト)
レンガによる内部の見事なデザイン『シャージャハーン・モスク』
マクリーの丘(世界遺産)
パキスタン最大の霊廟群『マクリーの丘』
細かい装飾が印象的な『チャウカンディーの墓』
チャウカンディーの墓
【ムルタン~青いダルガーの町】
パンジャーブ州南部に位置する町・ムルタンは、昔から暑さと埃で形容されてきました。まさにこの表現がぴったりと思える茶色がかった町は、古代の交通の要衝であり、聖者廟ダルガーが多く集まっています。中でも「世界の柱」を意味するシャー・ルクネ・アラムは、現在も祈りにやってくる多くのムスリムにとって心の柱となっています。パキスタンには8世紀頃からイスラム教が流入していましたがパキスタン独自のイスラム建築が開花したのは14世紀頃で、その中心がムルタンです。ムルタンのダルガーは八角形の基盤の上に円形ドームが重ねられ、煉瓦と青いタイルとを組み合わせた美しいデザインが特徴的な聖人廟です。茶色が基調のこの町でムルタン・ブルーのタイルの青がより一層目を引きます。別名は「南のサマルカンド」です。
「世界の柱」シャー・ルクネ・アラムのダルガー(世界遺産暫定リスト)
バハラッディン・ザカリヤのダルガー
【釈迦苦行像(断食する仏陀像)】
AAガンダーラ美術の特徴の一つであるリアリズム(現実主義)表現を極度に押し進めたガンダーラ美術の傑作中の傑作です[ラホール博物館所蔵]。
インド内部では釈尊の苦行像は知られず、釈尊を歴史的・人格的存在として把えた、ガンダーラ職工たちの現実感覚がよく窺える人類史上に残る傑作です。釈尊は悟達を求める多くの遍歴の後、最後に苦行に入り、6年間に及ぶ激しい断食苦行をなしたと仏典は伝えています。ガンダーラの職工たちは釈尊のその肉体的苦しみに耐え抜いた神々しいばかりの精神力を表そうとしています。落ちくぼんだ眼、骸骨のような痩せこけた体躯のリアルな表現は、観る者に釈尊の肉体的苦しみのみならず精神的苦悩も感じさせます。しかも現実主義から出発しながら、ここにはそれを超えた崇高さがあります。
ガンダーラ仏(カラチ・パキスタン国立博物館)
コート・ディージの砦
コート・ディージ
「聖者の町」ウッチュ・シャリフ
インダス文明の都市遺跡・ハラッパー(世界遺産暫定リスト)
パキスタン名物の「デコトラ」
ラホール博物館
バードシャヒ・モスク(ラホール/世界遺産暫定リスト)
シャリマール庭園(ラホール/世界遺産)
ラホール城塞(世界遺産)
インド国境ワガーでのフラッグ・セレモニー(国旗降納式)