Fin.
薩摩と琉球の狭間・奄美大島をゆっくりと訪ねる旅 5日間

Fin.薩摩と琉球の狭間・奄美大島をゆっくりと訪ねる旅 5日間

※こちらのツアーの募集は終了しました。

2021年3月21日(日)発~3月25日(木)着  5日間…¥278,000

 一人部屋利用追加料金:¥32,000

 

奄美大島は鹿児島南部に位置する日本で5番目に大きな離島です。

珊瑚礁に囲まれた美しいこの島は、琉球と薩摩の狭間で、中国大陸や東南アジアの 影響(黒砂糖、大島紬、高倉造り、黒糖焼酎)を受けな がら、島唄など独特な混合文化を築いてきました。奄美の島唄は日本独特のユナ抜き音階で、琉球音階の 沖縄の島唄と異なり、日本民謡の南限とされていま す。古くから本土との交流も盛んで、第10回遣唐使 は奄美を経由し唐へ向かい、壇ノ浦の後には平家の 落武者が城塞(諸鈍)を築き、当時は「貴海国」と呼ば れ、平家物語でも琉球とは異なる内地として認識さ れてきました。中尊寺金色堂にも奄美産の螺鈿が残 されています。鎌倉後期から琉球王朝と島津家の抗争の地となり、のちに秀吉の命により、島津家が占 領、江戸時代に入り薩摩藩に併合されます。幕末に は西郷隆盛も流刑時代をここで過ごしました。戦後 は、米軍が沖縄の一部として日本と分割しようとしま すが、地元の守備隊が鹿児島県であるとして降伏調印を拒否、交渉の結果、アメリカ側の譲歩を引き出 し、サンフランシスコ講和条約後、日本に復帰を果た しました。  薩摩藩時代に栽培されはじめたサトウキビから取 れる黒糖焼酎が名産。大島紬海ブドウも特産品 として知られています。

 

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