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ロンドン中心部の伝統的&個性的なパブ・リスト

Columnロンドン中心部の伝統的&個性的なパブ・リスト

画像提供:Visit London

 

ロンドン中心部の伝統的&個性的なパブ・リスト

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ジ・アルバート【The Albert】

52,Victoria Street Tel: +7222 5577(地下鉄 St.James’s Park)

ビッグベンに近く、国会議員たちもやってくる人気のパブです。

議員たちに議会に戻るよう採決の開始を知らせる鐘がバーの中でも鳴ります。

2階のレストランへ上がる階段は、歴代の総理大臣の肖像画で飾られています。

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ジ・アンカー・バンクサイド【The Anchor Bankside】

34,Park Street Tel: +7407 1577(地下鉄Borough, London Bridge)

グローブ・シアターに近い18世紀のパブです。

すてきな川岸の眺めが楽しめます。

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ベン・クラウチズ・タバーン【Ben Crouch’s Tavern】

77a,Wells Street Tel:7636 0717(地下鉄Oxford Circus)

ゴシック・スタイルのパブ。

ガーゴイルと悪魔の像で飾られています。

カクテルを試験管に入れて出すことでも有名。

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バンチ・オブ・グレイプス【Bunch of Grapes】

207,Brompton Road Tel:7589 4944(地下鉄Knightsbridge)

ビクトリア朝時代のオリジナルのデコレーションがあるパブです。

紳士用の席と労働者階級用の席をスクリーンで区切った古き英国スタイルです。

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ザ・カウンティング・ハウス【The Counting House】

50,Cornhill Tel:7283 7123(地下鉄Bank)

かつてのナットウエスト銀行本店の前にある、「会計課」の名前を持つ伝統的なパブ。

銀行同様に週末は閉店しています。

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フレンチハウス【French House】

49,Dean Street Tel:7437 2799(地下鉄Leicester Square)

ソーホーの中央に位置するパブ。

第二次世界大戦中には、亡命中のドゴール将軍が会合場所に利用しました。

哲学者フランシス・ベーコンもかつての常連。

エールは半パイント・ジョッキのみ。

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ザ・ジョージ【The George】 (ザ・ジョージ・イン The George Inn)

75-77,Borough High Street Tel:7407 2056(地下鉄Borough, London Bridge)

ロンドンで唯一現存する回廊式の馬車宿の建物です。

ナショナルトラストによって保存されています。

1676年からの記録があり、チョーサー「カンタベリー物語」の巡礼者が集まったタバード・インの跡であるとされています。

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ジャマイカ・ワインハウス【Jamaica Wine House】

12,St.michaelユs Alley Tel:7929 6972(地下鉄Bank)

1652年に造られたロンドンの最初のコーヒーハウス(喫茶店)の跡地に造られました。

ビクトリア朝スタイルのパブ。

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ラム・アンド・フラッグ【Lamb and Flag】

33,Rose Street Tel:7497 9504(地下鉄Covent Garden)

コベントガーデンの中心に位置するため、混んでいることが多い。

かつて賞金稼ぎの荒くれ者たちが根城としていた時代には「血のバケツ」と呼ばれていました。

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ミュージアム・タバーン【Museum Tavern】

49,Great Russell Street Tel:7242 8987(地下鉄Tottenham Court Road)

大英博物館の向かい。

カール・マルクスは大英博物館での研究・執筆の合い間に、よくここで酒を飲んでいました。

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ナッグス・ヘッド【Nags Head】

53,Kinnerton Tel:7235 1135(地下鉄Knightsbridge)

ハロッズの近く。

1ペニー用のスロットマシーンが置かれている、本物の1930年代の雰囲気のパブ。

フォークソングや古いミュージカルの曲がBGM。

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オールド・バンク・オブ・イングランド【Old Bank of England】

194,Fleet Street Tel:7430 2255(地下鉄Temple)

近くの裁判所の便宜のために建てられた旧イングランド中央銀行の支店の跡地にあるパブ。

午後には、伝統的なクリームティーを出してくれます。

営業は銀行同様に平日のみ。

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セブン・スターズ【Seven Stars】

53,Carey Street Tel:7242 8521(地下鉄Holborn)

1602年に建てられた、裁判所近くの歴史的パブ。

漫画化された弁護士と裁判官の絵や法廷物映画のオリジナル・ポスターが壁を飾っています。

ここの名物は、ヴィンテージ物のポートワインとフルーツ・ケーキです。

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スリーキングス・オブ・クラーケンウェル【Three Kings of Clerkenwell】

7,Clerkenwell Close Tel:7253 0483(地下鉄Farringdon)

暖炉の上の巨大なサイの頭など、たくさんの張り子の模型で飾り付けられているのが特徴的なパブ。

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ワクシー・オコーナーズ【Waxy O’Connor’s】

14-16,Rupert Street Tel:7287 0255(地下鉄Piccadilly Circus)

ウェストエンドの中心にある6階建ての巨大なパブ。

ステンドグラスの窓があり、大きなブナの木が生えています。

4つのバーがあり、アイルランド料理を出してくれます。

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ジ・ウィンザー・キャスル【The Windsor Castle】

29,Crawford Place Tel:7723 4371(地下鉄Edgware Road)

古いコイン、置物、のっぽの古時計、イギリス国王からの記念品など、骨董品でいっぱいになっているパブです。

入り口には 衛兵の人形が入った本物と同じサイズの哨舎があります。

パブランチはタイ料理です。

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イー・オールド・チェシャー・チーズ 【Ye Olde Cheshire Cheese】

145,Fleet Street Tel:7353 6170(地下鉄Blackfriars)

この歴史的なパブの最も古い部分の建築はは17世紀にまでさかのぼります。

床の上のおが屑、壁に掛かったビクトリア朝スタイルの絵画や、囲いのない大きい暖炉などの装飾は17世紀の時代を感じさせてくれます。

チャールズ・ディケンズ、サー・アーサー・コナン・ドイル、ヴォルテールなど歴史上の巨星たちもここで酒を楽しみました。

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イー・オールド・マイター【Ye Olde Mitre】

1,Ely Court,off Hatton Gardens Tel:7405 4751(地下鉄Chancery Lane)

1546年に造られたロンドンの最古のパブの1つです。

営業は平日のみ。

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注:ここの【Ye】は「汝」ではなく、【Ye olde】で「the old 年老いた」の意

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オリジナル・データ:VISIT LONDON(Nimali Weerasinghe)

翻訳注釈:㈱世界紀行(照沼一人)